ストレスを観る


ストレスの話の続きを・・・

「適度なストレス」は、心身を鍛えるために必要なものですが、

適度を越え、ストレスにより心身を壊さない為に、
「悪ストレス」をいかに「善ストレス」に変えていくか。

そう、特に“変えられない事実”に対しては、
「気のもちよう」「物事のとらえ方」を、
変えていくのが、心身を守るためにとても大切です。


ヨーガには、
「不幸は時として、最大の教師となる」
という言葉がありますが、

自分にとって不幸やストレスとなるものの中には、
先生(教え)となる要素が必ずあるという意味です。


例えば、
病気は、健康であることの有り難さや、
体や心の使い方のまずさを教えてくれた先生かもしれません。

ストレスとなる嫌なあの人は、「こういうことをすると嫌われるよ」
と身をもって教えてくれている先生かもしれません。


出来事を大きな視点から、ポジティブにとらえ、
人生経験すべてを学びに変えていくマインドが大切ということです。

すべてを学びに。すべてを感謝に。



ヨーガでは、
「天からの配慮をすべて受け入れられる、解放された心をつくりあげなさい」と言いますが、

しかし、あれもこれもと受け入れて抱え込んでしまっては、
身がもたないのも事実です。

中には、抱え込まなくてもいいストレスがあるかもしれません。


自分がやらなくてもいいことは人に任せてみる。
考えなくていいことは考えない。

要らないストレスはどんどん手放して、
シンプルにするということも大切です。


自分にとって、何が必要で、何が必要でないか、
冷静に観ていくためにも、
先ずは肩の力を抜いてリラックス。
そしてマインドフルネスで物事をありのまま観ていく智慧が必要です。



クリスマスも終わり、今年も残すところあとわずかになりましたね。
今年は、どのような一年だったでしょうか。
たくさんの先生に出会えた一年だったでしょうか。

私は、たくさんの先生に出会え、多くの学びを頂いた一年でした。
この学びを大切にして、少しずつでも、強くたくましく、
成長していけたらと思っています。



ヨーガ教室に通って下さっている方、
また、このブログを読んで下さっている方、
今年も一年間ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。

良いお年をお迎え下さい。




ストレスの正体って!?


皆さんにはストレスがありますか?

ヨーガは、ストレス・マネージメント法の一つでもありますが、
今回はストレスと、ヨーガのストレス・マネージメント法についてのお話をしたいと思います

ストレスには、
「暑さや寒さ、または外傷」などの物理的ストレス
「不快な臭いや放射能もれ」などの化学的ストレス
「感染や過労」などの生理的ストレス
「人間関係や個人の悩み」などの心理・社会的ストレス
など、様々な種類があります。


よく「ストレスがたまる〜」と言いますが、
どこにたまっているのでしょう??

それは『脳』です。
(もちろん脳になにか液体や物質がたまる訳ではありません)


脳に起こるストレス反応のメカニズムはこうです。

まずストレッサー(寒い、臭い、嫌な上司 など外から与えられる刺激のこと)
が脳の中の「視床下部」を活性化し、

その刺激が脳下垂体へ伝達され、副腎皮質刺激ホルモンが分泌。
その結果、副腎が刺激されて副腎皮質ホルモン(いわゆるストレスホルモン)が放出され、胃などが刺激される。

そして、視床下部がコントロールしている「自律神経」のバランスも崩れ、

ホメオスタシス/恒常性(体内環境を一定に保とうとする働き)が維持できなくなり、臓器の機能に障害がでてくる。


つまり、「ストレスがたまる」というのは、
「視床下部」が過度に刺激されている状態が続いている。という事。


だから、ストレス軽減のポイントも「視床下部」です。


では、どうすればいいかと言うと・・・

ポイントは2つ。
一つ目は、「リラックス」
二つ目は、「自分を冷静に見つめる」


ヨーガでの対処法は・・・

ヨーガは、ゆったりとした呼吸と共に体を動かすので、副交感神経(リラックス神経)が優位になり、心身ともにリラックスしてきます。

そして、このリラックス状態を意識して感じとることで、脳がリラックスを認知し、視床下部の緊張も和らいでいきます。


そしてヨーガは、ヨーガをすることで起こる心身の状態を、冷静客観視(マインドフルネス)していきます。

自分に起きる変化を、冷静にありのまま観ていく(マインドフルネス)ことが上手になると、気持ちにゆとりが生まれ、「心の問題」が解決でき、ストレスに強い心へと成長します。


ですからヨーガをしている時に、先ずは
「リラックスしている自分」を感じてくださいね。

そして、その「リラックスしている自分」をマインドフルネスできたら、もうヨーガ上級者です




しかし、とかく「悪役」となってしまうストレスですが、

野菜を美味しく育てるために、わざと寒さに当てたり、水を少なく与えたりと、野菜に「適度なストレス」をかけるように、

「適度なストレス」は、私たちを強くし、人間的に成長させるためにとても必要なものです。


ストレスは一生無くなりません。

ですから、「悪ストレス」をいかに「善ストレス」変えていくか。
それが課題です。


そのためには、「気のもちよう」が大切。

特に、精神的ストレスに対して、
どのように自分の考えを変えていくといいのか、
次回はヨーガの考える「気のもちよう」をお伝えしたいと思います



プロフィール

小荒井伸子

Author:小荒井伸子

日本ヨーガ療法学会認定ヨーガ療法士
日本ヨーガ療法学会会員

インド中央政府公認ヨーガインストラクター
インド中央政府公認ヨーガセラピスト

日本森林ヨーガセラピー普及協会認定ヨーガインストラクター

アロマテラピー検定1級


青梅市を中心に、ヨーガサークル・
コナミスポーツ・自立支援センター等にて
「こころ」と「からだ」を健康にするヨーガ教室を開催しています。
    
東京都青梅市在住

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