嫌われる勇気


—嫌われる勇気—
自己啓発の源流「アドラー」の教え


とても印象的な題名ですが、この本には、
アドラーの思想(アドラー心理学)が、「青年と哲人の対話篇」という
物語形式で書かれています。

アルフレッド・アドラー(1870〜1937)
20世紀に活躍したオーストリア生まれの心理学者・精神科医。
日本ではごく最近までその名を知られていませんでしたが、欧米ではフロイトやユングと並ぶ「心理学の三大巨頭」の一人として高く評価されてきました。


ヨーガ療法は、カウンセリングをとても大切にしていますが、
そのカウンセリングにおける判断基準を、
ヨーガ・スートラやヴァガバッド・ギーター等のヨーガの聖典から、
そして、心理学の中では、
ヨーガの考えにとても近いことから、
このアドラー心理学を取り入れています。

来週再来週とヨーガ療法の「中級カウンセリング講座」
を受講するにあたり、
「嫌われる勇気」を読み返してみました。



この本には、
「自由」そして「幸せ」になるための
“心の使いかた”が書かれています。


「自由に、そして幸せになる方法」は、
アドラー曰く「勇気」を持つこと。

一歩踏み出す勇気
過去に囚われない勇気
嫌われる勇気


幸せになるために大切なことは、
「自分の人生を生きること。」

私たちは、自分の価値を、
他人の評価によって決めてしまいがちですが、

「他者からの評価ばかりを気にしていると、
最終的には他人の人生を生きることになる。」

と、アドラーは警鐘を鳴らしています。

「人からよく思われたい」
という承認欲求に振り回されて生きていくと、
自由のない、幸福感のない人生になってしまいますよ。と。


そうならないために必要なのが
「嫌われる勇気」


しかし、自分勝手に生きろと言っている訳ではありません。
アドラーは、社会との調和をとても大切にします。


幸せとは、
人生とは、連続する刹那(せつな)であるから、
「今ここ」に強烈なスポットライトを当てて生き、
そして、他者(社会)に貢献をし、調和すること。

すなわち「幸福とは、貢献感である」

自分は誰かの役に立っていると「感じる」ことで
人は「幸福感」をもつ。
と、アドラーはいいます。


(アドラー心理学、
内容が深すぎて、とてもここだけでは書ききれません…)


ヨーガと共通することは、

「今ここ」を生きる。
「調和」する。
「ありのままの自分」を受け入れる。


アドラー心理学は、
「何が与えられているか」ではなく、
「与えられたものをどう使うか」という
“使用の心理学”だそうです。


「ありのままの自分」を受け入れたら、大事なのは、
「変えられるもの」と「変えられないもの」
を見極めていくこと。

ありのままの「このわたし」を受け入れ、
そして変えられるものについては、
変えていく「勇気」をもつこと。


「神よ、願わくばわたしに、
変えることのできない物事を受け入れる落ち着きと、
変えることのできる物事を変える勇気と、
その違いを常に見分ける知恵とをさずけたまえ」
(ニーバーの祈りより)


「人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ。」


「自分」が変われば、目に映る「世界」が変わる。


受け入れる勇気。変えていく勇気。
すべては「勇気」の問題なんですね。


自分に今、
「必要な勇気」はなんですか?




嫌われる勇気



もっと詳しくアドラー心理学を知りたい!
という方は、

来月の「100分de名著」でちょうど
アドラーの「人生の意味の心理学」が取り上げられるので、
ぜひご覧になって下さい!
(全4回)

「100分de名著」NHK Eテレ
毎週 水曜日 午後10:00〜10:25

第1回目は 2月3日放送です。






プロフィール

小荒井伸子

Author:小荒井伸子

日本ヨーガ療法学会認定ヨーガ療法士
日本ヨーガ療法学会会員

インド中央政府公認ヨーガインストラクター
インド中央政府公認ヨーガセラピスト

日本森林ヨーガセラピー普及協会認定ヨーガインストラクター

アロマテラピー検定1級


青梅市を中心に、ヨーガサークル・
コナミスポーツ・自立支援センター等にて
「こころ」と「からだ」を健康にするヨーガ教室を開催しています。
    
東京都青梅市在住

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