阿息観


「あ(阿)ーーーーーっ」と、声を出して行う瞑想法、

阿息観(あそくかん)」は、
呼吸に宇宙の根源である「阿」の音を声によって響かせ

「阿」の持つ音のエネルギーと自分が一体となる呼吸法で、
仏教界では瞑想方法の一つとされています。


呼吸を通して
自分の外の世界と、内の世界とのつながりを感じ
私たちは、宇宙の一部であり、人間として特別ではなく

あらゆる生きとし生けるものの命や
空気、水、大地などと同じ平等な仲間であるという一体感に
気づいていくのが目的です。


「阿」の持つ音のエネルギーと一体になる感覚を全身で感じ
「阿」の持つ響きのバイブレーションが与えてくれる
心地よさを味わって瞑想します。


やり方は、

姿勢を整え、目を閉じ、リラックスします。

次に、自然な呼吸から始め、呼吸に集中し始めたら
呼吸を細く長く、深い呼吸にコントロールしながら、整えていきます。

「吸う息」で身体の外に満ちる純粋な(浄の)エネルギーを取り込み
「吐く息」で身体の中や胸の中に残る不純な(不浄な)エネルギーを外に出すイメージを繰り返し
心身を浄化しながら息をととのえていきます。

息を吐ききったら、息を鼻から深く吸います。

口を自然な大きさに開き
「あーーーーーっ」とできるだけ長く、音と共に息を吐いていきます。

苦しくならないように唱えましょう。

吐ききったら、口を軽く閉じ、鼻から息を吸います。

上半身が大きく広がったら、先ほどと同じ要領で
口を軽く開いて「あーーーーっ」と、できるだけ長く、音と共に息を吐きましょう。

これを何度か繰り返します。

口から外へと向かって広がっていく「あ」の音からのエネルギーが
1メートル、2メートルとイメージを広げてゆき瞑想をします。

心が穏やかになったら、少しずつ「あ」の音を小さく調節をしながら
最後は無音にしていきます。

無音になったら、自分の心の中で「吸う息」「吐く息」に「あ」を感じながら瞑想をしましょう。



2017年がもうじき終わりますね。

「あ(阿)—————っ」
と、心地よく息を吐きながら、今年一年の邪気を払い、

すーっと心地よく息を吸って、来年につながる
新鮮でパワフルなエネルギーを取り込んでいきましょう。


上手いも下手もありません。
頭で考えすぎるより、感じることが大切です






*「ヨーガではじめる阿字観瞑想のすすめ」箸=ヒロより抜粋




月の瞑想


十五夜もあり、秋はお月様を眺めるのにいい季節ですね

雨が続いていましたが、昨日は綺麗にお月様が出ていて、
見ていると、心が洗われる気がします。


クラスでも、「月の瞑想」を行いましたが、
いかがでしたか?


今、皆さんの「心のお月様」は、まあるく光り輝いていますか?
それとも、雲がかかってお月様が見えない状態ですか?


常にまあるく輝いていたいけど、
人間ですから、雲がかかることもありますよね。


ムカムカすること、イライラすること、不安や焦り・・・
何か心を曇らすことがあるのは仕方のない事です。


でも、そのまま放置して、
かかっている雲がどんどん厚みを増してきてはいけません。

早目に対処して、心にかかっている雲を取り除いていきましょう。

その為のヨーガと瞑想です。



そういう私も、今、厚い雲がかかったいて、
すぐには取れそうもありませんが

それでも、目を閉じ、心を静め、
心の奥にある自分の「お月様」を見失わずにいたいと思っています。




月輪観



クラスで行った月の瞑想は、
正式には「月輪観(がちりんかん)」といいます。

クラスでは簡易的に行いましたが、
興味のある方は、『月輪観』でぜひ調べてみて下さい







瞑想


瞑想は、「思考」や「感情」で揺れ動く
心の波を静めるのが目的です。

頭の中で大きく響いていた思考や感情の声が、
だんだん遠く離れて静かになり、
心に穏やかさが広がるのを感じましょう。


ネガテュブなもので一杯の時は
なかなか静まっていきませんが、

それでも、ゆっくり息を吐いて気持ちを落ち着かせ、
ビンの外側から眺めるような気持ちで
静かに頭や心の中をのぞいてみましょう。


心を乱す砂嵐の正体に ‘気づく’ ことが大切です。


‘気づく’と、自然と心がクリアに澄んだ状態になっていきます。



常に移り変わる「思考」や「感情」は、
本当の自分ではありません。

自分らしく生きていくためにも、
感情に支配されず、
自分自身が感情の支配者になっていきたいですね。



心のビン

瞑想で、心の中をクリアに





ガッテン!「瞑想パワー」


今日から10月ですね!
道端にコスモスなども咲き始めていて、
秋になったことを感じますが、
スッキリとした秋晴れが待ち遠しい今日この頃ですね。

私は山に行く予定が天候不良のため
延び延びになってしまっています


ところで、今週水曜日に放送された
NHK「ガッテン」をご覧になりましたか?

人類最古の健康法、
ボケない!脳が若返る「瞑想パワー」と題して
「瞑想」の効果が取り上げられていました。


1日3分、「呼吸」に意識を当て瞑想を行うと、
ストレスや頭の使いすぎで、やせ細ってしまった記憶の中枢
「海馬」の疲れを取った上、復活させることができ、その結果、
ボケや物忘れ、ストレスの軽減、うつや不安症の改善にも効果がある。
という内容でした。

脳は1日に18万7000項目もの考え事をしているので、
使った分、休息をとらないと、疲れきって萎縮してしまうそうです。


番組の中で、認知症を心配していた93歳のおばあちゃんが
瞑想を続けたことで、表情がグッと豊かになり、そして、
元気でキレイになっていく姿がとても印象的でした。

脳が身体や精神に与える影響って、やはりスゴイですね!

「瞑想を続けると人生が好転しますよ」ということを、
このおばあちゃんが証明してくれたような気がします。



医学的、科学的な瞑想の効果の検証からも、
「今ここへの集中」の大切さを改めて感じました。

「今ここへの集中」というと、
頑張って集中しなきゃ!と、肩に力が入ってしまいそうですが、逆です。
リラックスしている時ほど、より良く集中できるので、

力まず余分な力を抜いて、ゆっくり息を吐いて
心に「静けさ」をつくり、

今していることや受けている刺激に対して、
過去の記憶を引っぱってきて、良いとか悪いとかのジャッジをせずに、
ただそのままありのままを受け取っていく。

リラックスしながら「今ここに集中」して、
自分自身の観察者となっていく。

それが、脳を休め、そして、
秘められた能力を引き出していく鍵となります。


また、座って目を閉じて行う瞑想だけでなく、
歩きながらでも、
食べながらでも、
お皿を洗いながらでも、
もちろんヨガのポーズをとりながらでも、

「今ここに集中」しながら行為をすることで、
瞑想と同じ状態になり、
脳が休まって、スッキリとしてきます。



ストレスの多い毎日だからこそ、
なるべく1日に1度は、目を閉じ呼吸に意識を向けて、
頭をカラッポにして、心を休ませる時間を作っていきましょう。

続けていくことで、あのおばあちゃんのように、
何かがきっと変わっていきます。



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瞑想の効果


「瞑想」は、心の働きを静め、脳疲労を回復し、
ストレスを軽減する効果があります。

その結果、心身のバランスも整い、
ポジティブな思考が生まれ、
集中力、行動力が高まってくると言われています。


アメリカの研究によると、瞑想や坐禅は、
脳の「背内側前頭前野」を鍛える事につながる
というデータが出ています。


「背内側前頭前野」は、物事を客観的に判断する部分で、
自分の感情が正しいかどうか認知、判断、決定をする、
いわば司令塔の役割を果たします。

間違った感情の情報があれば修正し、
感情を生み出す「扁桃体」に指示することができます。

それ故、瞑想をすると不安が消え、ポジティブな思考を
生み出すことができるのですね。


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瞑想や坐禅を続けた人は、
背内側前頭前野の「血流」が増すだけでなく、
「厚み」も増すことが分かっているそうです。

厚みも増す・・・
つまり、いわゆる「神経が図太い人」になれるという事でしょうか。



脳を鍛えるカギといえるのが、瞑想中に実践する、
考えの連鎖を断ち切り自分の頭の中を
「客観的」に眺めるという行動です。


心に浮かぶ事柄について連想を続けず、
そのまま受け流していきます。



そう、瞑想も実践あるのみ!
頭で理解しようとしても始まりません。

難しいことは考えず、まずは、姿勢を整えリラックス。

眼を閉じ、ゆっくりと息を吐きながら、
意識を一点(眉間か胸の奥)に合わせます。


そして、自分の「心のビン」を外側から客観的に眺め、
思考や感情の砂が、吐く息とともに、ゆっくりと鎮まって、
心がクリアになっていくのを感じていきましょう。

もし途中で違うことを考えていることに気がついたら、
また「吐く息」に戻ってきます。



集中をし続けることは、とても難しい作業ですが、
訓練していくことで、集中力も徐々に高まってきます。


朝行えば、頭もスッキリ、心も身体も軽快な1日が送れることでしょう。

夜行えば、眠りも深く、質のいい睡眠がとれること間違いなしです!


1日5分でもいいので、ぜひ瞑想をして、
自分の心を静かにみつめる時間を作って下さいね。



心のビン
「心のビン」をいつもクリアな状態に


プロフィール

小荒井伸子

Author:小荒井伸子

日本ヨーガ療法学会認定ヨーガ療法士
日本ヨーガ療法学会会員

インド中央政府公認ヨーガインストラクター
インド中央政府公認ヨーガセラピスト

日本森林ヨーガセラピー普及協会認定ヨーガインストラクター

アロマテラピー検定1級


青梅市を中心に、ヨーガサークル・
コナミスポーツ・自立支援センター等にて
「こころ」と「からだ」を健康にするヨーガ教室を開催しています。
    
東京都青梅市在住

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