3つの「グナ(性質)」


先月(6月)の教室は、
「第3チャクラ」をテーマにヨーガをしましたが

「第3チャクラ」は“みぞおち”(胃のあたり)にあるので
「食」と関係の深いところ。

だから今回は、「ヨーガ的食生活」について
書きたいと思ったのですが、

その前に、「ヨーガ的食生活」の考えに欠かせない、
3つのグナ(性質)の事を書こうと思います。

この3つのグナ(性質)も、ヨーガでは
とても大切な考えなので、ぜひ覚えて下さいね!


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ヨーガでは、この世のものは、
すべて3つの性質で構成されていると考えられています。

この性質(質)のことを、ヨーガでは
「グナ」といいます。


そして、グナには次の3種類があります。

・ サットヴァ(純質)
・ ラジャス(激質)
・ タマス(鈍質)




それぞれのグナ(性質)の特徴は、

「サットヴァ(純質)」・・純粋

喜び、優しさ、知性を輝かせる性質。

自分の心に素直で、純粋な喜びで輝いている時、
心はサットヴァの質で満ちています。


「ラジャス(激質)」・・活発

肉体がせわしなく動いたり、行動をおこしたり、
心を休めることなく、何かを切望すること。


このラジャスの質が高まると、貪欲さ、活動、野望という
気持ちに心が占拠され冷静さを失い、
渇望と執着で体が落ち着かなくなります。


「タマス(鈍質)」・・不活動

「私は眠たい、動きたくない、私は知らない」と、
怠慢、不活発、無関心という性質。

タマスの質が高まっている時、
怠慢・無関心・不活発・混乱・迷いが現れます。




人はもちろん、どの生き物も、
また、世界にあるどんな物質も、

この3つの質をそれぞれ違った配分で
持っていると考えられています。


例えば、「鉄」はずっと“タマス(鈍質)”な状態ですが、

心(感情)を持つ人間は、この3つのグナ(性質)を
色々と変化させて生活しています。


今みたいな梅雨の時期は、雨雲のようにどんよりと
“タマス”な状態になりやすいし、

仕事がたくさんある時は、
“ラジャス”な状態になるでしょうし、

素晴らしい景色を観た時、深い感動をえた時などは、
“サットヴァ”になっている事と思います。

ヨーガをしたあと“サットヴァ”な状態になっている
というかたも多いのではないでしょうか。


サットヴァ(透明な純度の高い心)である時、
私たちは自分の本来の姿(穏やかさや慈悲深さ)で輝き、
心も満たされ、自然と優しい言葉や笑顔も出てきます。


日々の生活の中でも、心の波を沈め、
“サットヴァ”でいる努力をする事が、

本来の自分を輝かせる事であり、
魂を向上させていく修行となるのです。


また、この3つのグナ(性質)を超えて、
なにものにも囚われない自由な状態になるのが、
ヨーガの最終的なゴールとなります。



参考図書:やさしく学ぶYOGA哲学 バガヴァッドギーター(向井田みお 著)

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次回は、このグナ(性質)を元に「ヨーガ的食生活」
のお話をしたいと思います。

早いもので、もう7月も一週間が過ぎ、明日は七夕ですね。

梅雨もまだ続きそうですが、“タマス”や“ラジャス”
にならず、心は晴れやかに、
“サットヴァ”目指して頑張りましょう

プロフィール

小荒井伸子

Author:小荒井伸子

日本ヨーガ療法学会認定ヨーガ療法士
日本ヨーガ療法学会会員

インド中央政府公認ヨーガインストラクター
インド中央政府公認ヨーガセラピスト

日本森林ヨーガセラピー普及協会認定ヨーガインストラクター

アロマテラピー検定1級


青梅市を中心に、ヨーガサークル・
コナミスポーツ・自立支援センター等にて
「こころ」と「からだ」を健康にするヨーガ教室を開催しています。
    
東京都青梅市在住

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