鎌田穣先生 WS


  感情に対する東洋的アプローチ
 〜ヨーガ療法・マインドフルネス瞑想を中心に〜

先日、ヨーガ療法士会のワークショップに参加してきました

認定ヨーガ療法士でもある講師の鎌田穣先生は、
大阪で臨床心理士として心身症、神経症の治療にあたり、
ヨーガ療法を取り入れた治療を実践されていらっしゃいます。

今回のWSでは、生きていく中で常に沸き起こってくる感情に対しての対処の仕方を、ヨーガ療法的に説明して下さいました。

日々私たちのもとに、試練の如く多くのストレスがやってきます。

「あー何でこんなことに・・」「この人さえいなければ・・」
その度に色々な感情、思いが沸き起こってきますが、
この感情に対しての対処法を間違えてしまうと、

うつ病や不安症などの「こころ」の病気、
はたまた、「こころ」と「からだ」はつながっていますから、
腰痛、肩こり、胃痛など、「からだ」へも不調が出てきてしまうという訳です。


対処法を間違えないためにするべきことは、
「マインドフルネス」
「今ここ」を「客観視」
それによってこの世の「諸行無常」を悟り
執着」を手放していくことだそうです。


心身症、神経症を患っている患者さんの、一般的な「こころ」の状態は、
思考が暴走し、自身が作り出す迷妄マーヤーの中での否定的思考。

未来への不安、過去への後悔、他者の心の内の憶測による不安、
勝手な思い込みからの焦り、
他者を操作しようとする苛立ちや怒り等・・・ 

つまり、不安ゆえに「あーなんじゃないか こーなんじゃないか」と
悪い方悪い方へと思考が働いてしまっている
負のスパイラル状態になってしまっているということ。

でもこの不安は冷静になって考えると、現実にはまだ起こっていない、
自分の頭の中でつくった「幻、マーヤー」

だから、マインドフルネスで「今ここ」に戻って、
本当に起こっていることなのか、それとも作り出した幻なのか、
「客観的」に事実をありのまま見つめることが、「感情」からこころを守る対処法。


そして、「人生は天気の如し」

晴れの日もあれば雨の日もある。
いやだと思っても嵐が来るときは来る。
しかし、永遠に続くことはない。

この世に常にあるものはなく、うつろいゆく無常の世界なのである。
無常なものへの執着という煩悩を捨て去って楽に生きる。

成功も失敗も一時的にすぎない。
「こうなったらどうしよう」「こうなればいいのに」・・という未来の結果への執着を手放す。
「なんであんなことをしたんだろう」「またあの時の栄光を」・・という過去の結果への執着を手放す.

未来は「今ここ」の積み重ね。
執着を手放し、日々をシンプルに暮らす。
過去を悔いる間に、「今ここ」での善行に励む。
結果にこだわらず、「今の私にできること」の実践が大切です。


このWSの中で、私が一番心に響いた言葉は、
「幸せのスイッチは自分でもつ」
周りでは色々なことが起きますが、こころの中は自分次第。
嫌な感情、感覚、思考は自分が作り出している幻。
「幻」に振り回されず「今この瞬間」を大切に過ごしたいですね


「今ここ」に戻りたい時には、ゆっくりと長く息を吐いて、
呼吸の力を使ってくださいね!



鎌田先生ws



プロフィール

小荒井伸子

Author:小荒井伸子

日本ヨーガ療法学会認定ヨーガ療法士
日本ヨーガ療法学会会員

インド中央政府公認ヨーガインストラクター
インド中央政府公認ヨーガセラピスト

日本森林ヨーガセラピー普及協会認定ヨーガインストラクター

アロマテラピー検定1級


青梅市を中心に、ヨーガサークル・
コナミスポーツ・自立支援センター等にて
「こころ」と「からだ」を健康にするヨーガ教室を開催しています。
    
東京都青梅市在住

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